

全国巡回写真展、茨城で開催のお知らせ
全国を巡回している写真展「群青の追憶」を2023年7月より茨城県にある筑波海軍航空隊記念館と鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)で開催いたします。
初の試みとなる2会場同時開催、実際の戦争遺構での展示となる今回、筑波海軍航空隊記念館では、”ビキニ環礁” 核実験と戦艦長門の今と題し、昭和21年7月にアメリカの核実験の標的艦としてビキニ環礁で最期を迎えることになった日本を代表する戦艦「長門」の現在の海底での姿や、記念館に寄贈された当時の長門のアルバムなどを展示。鹿島海軍航空隊跡(大山湖畔公園)においては旧庁舎において ”海底に眠る戦争遺産を追う”として、戸村裕行が10年以上かけて撮影した世界各地の海底に眠る艦船や、今年同行した水中の戦争遺産を水中文化遺産として遺そうとする試みといった最新の写真・取材内容も含め、解説と共にエリア別や時系列で両会場合わせて約450点の写真を70枚のパネルにまとめて展示いたします。
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続 蒼海の碑銘 〜海に眠る戦争の記憶〜 発売中!
戸村裕行写真集 『続 蒼海の碑銘〜海に眠る戦争の記憶〜』 がイカロス出版(所在地:東京都千代田区)より2022年8月31日(水)に発売されます。
戦後77年が過ぎ、あの戦争の痕跡も多くが消えつつある。
しかし、海底には今も多くの艦船や航空機が眠っている。沖縄から日本の大根拠地だったトラック諸島、激戦の舞台となったソロモン諸島、そして観光地としても知られるグアムやパラオ、日本では小笠原や沖縄にも「戦争の記憶」が残る。本書はレック(Wreck=沈んでいる艦船や航空機)をライフワークとして撮影を続けている戸村裕行が、世界各地で収めた海底の戦争遺産を収録した写真集の第2弾。戦後70年以上を経てもなお、かつての雄姿をとどめる戦闘艦艇、悲劇的な最期を遂げた徴用船、零戦をはじめとする各種の日本軍機など、静かに海底に眠る姿を紹介する。
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